北海道は今も昔も人気の観光地だが、他の観光地の例に漏れず、近年では外国からの観光客も増えている。それに伴い、北海道ニセコ地域では外国人が関係する交通事故が急増。2024年〜2025年冬季では約半数の事故に外国人が関係していたという。
※本稿は2025年4月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:AdobeStock(トップ画像=Milan@AdobeStock)
初出:『ベストカー』2025年5月10日号
異常事態!? ニセコで外国人による交通事故が急増!
人気の観光地である北海道・ニセコ地域で、外国人ドライバーによる交通事故が急増。地元警察は、2024年12月から2025年1月までに発生した交通事故のうち、約半数が外国人関連であったことを明らかにしました。
●片岡氏のコメント
急激な円安効果もあり、観光地に外国人が押し寄せている。北海道も例外ではないが、外国人の観光客が増えるにつれて交通事故の発生件数も急上昇だ。
年を追うごとにニセコ地域でも交通事故が増えている。2024年から2025年の冬は、事故に占める外国人の比率が49.1%にまで跳ね上がったのだ。
事故の大半は、雪道でのスリップや運転操作ミスによる雪壁への激突などの物損事故である。
雪道に慣れていない外国人が滑りやすい路面で止まれなかったり、下り坂などでコントロール不能に陥ることが多い。スキー場やホテルで働く外国人の事故も増えている。早急に対策を講じないと大きな事故を招きかねないよ。
コメント
コメントの使い方雪道でない本州の様々な町でも、地元自治体でちゃんと活動してると、外国人による事故や事件の増加が深刻な状況になったことを窺い知れます。
それが運転技術を前提とされる雪国であるなら、さらに深刻でしょうね。
解決には、無責任にお上のせいにして愚痴っても、何一つ変わりません。解決したかったら、自分の地元自治体で、自分が率先して対策を通していくしかないです。
他人任せでやった気にならず、自分で実行するんです